2010年09月08日

罰しても真に解るかどうか

          


 遊んでいても仕方がないという訳で、トロトロとはいえ、とりあえずまた実験車を走り出させているのだが、それにしても最初に、ケチがついたというかナンというか、とにかく些細なことでもクルマが万全でないとなると、現場の雰囲気というのはどうもイマイチになる。
 ノリで仕事をするのは大嫌いだが、といって、打っても返ってくる響きが微妙に思案を含んだものになると、どうも判断も優柔不断になってくるから困ったものだ。

road france.jpg
 

まぁ、そういう雰囲気を読めない、いや、読まずに言いたい放題やりたい放題するのが当方のタチで、それがとにもかくにもメシの種になってきたのだが……  
 イマイチになる、なんて思うようになったのは、はて、大人になったきたからか、それとも歳を食った証拠かなぁ。(苦笑)

 



 はてさて、ところで、欧州にいるから欧州の情報を逐一、知ることができるかというと、それは個人の物事への感心の持ち方によるものだと改めて思い直したのが、今回、書こうとしていること。


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 例の、ボスニア・ヘルツェコビナの少女が、子犬を次々に川に捨てるというヤツ。(動画は削除されるかもしれないので、その折はご了承を)
 この動画、アップロードのされていたのが今年の4月、それがジワジワ話題になっていって、日本でもここ数日、ニュース記事になってソコソコ話題になっているようだが……  
 それを当方、いつ知ったかというと、昨日の夜、それもラジオで聴いたのだから、何ともアナログ体質も甚だしいのには自嘲するしかないのだが、それにしても、この動画の彼女、犬を掴んで投げる動作に全く迷いがないのには、ただただ驚くしかない。  

 こういうのは単に、年少ゆえの情緒の欠落、また子供の残酷さなどとは片付けられない気がする。 
 おそらくは彼女の周辺、つまり家族とか、生活している地域では、全くとはいわないが、多かれ少なかれ常識的なことになっていたんじゃないかと思うんだよ。 
 だからこそ、子犬は老人に助けられたとか、また警察が少女の身元を突き止めたとか、"大人の良識"でもって誤魔化すためにやたらと報道するのではないかと。 
 子犬は助けられたというが、当方自身はマユツバだと思うんだよね。動画を見るうえではどうも子犬たち、目も開いてないような気がするからね。  

 ともかく少女については、法律で裁かれ、罰金を科される可能性もあるとのことだが、仮にそうなっても、生まれ育っている環境や地域の常識によっては、運が悪かったとか、また警察や社会を逆恨みするとか、まずそういうことになって、自分のしたことを真に理解するのは、そう簡単なことではないと思うね。

 


 そこで思い出したのが、4年ほど前のことになるか、直木賞作家の坂東眞砂子とかいう人物が、飼い猫の生んだ子猫を家の裏、崖下に向かって捨てると、それがあたかも自然の摂理の如く言っては論争を生んだことだ。
  つまるところ、子猫たちはまだ目が開いておらず、意識もおぼろげな状態で殺すのだから、その辺に捨てて飢えなどを覚させて死なせるよりは道義的だと、そういう言い分を坂東某はしていたと思う。
  論争は暫く続いたのだが、そこで坂東某が弁解が主張か定かでないが、ともかく対談集など出版しては金儲けに繋げようともしたものだからドッチラケ、今にしてみると「アレはナンだったのか」というウヤムヤになってしまったようだったが。 
 ともかく、坂東某はホラー作家として売っていたと記憶しているが、その人と成りこそが正にホラーだなと思ったものだった。
 
     「子猫殺し」を語る――生き物の生と死を幻想から現実へ


 そういえば、その坂東某の論争があった頃だったか、NHKのラジオ深夜便で当時、アンカーを担当していたアナウンサーの古屋和雄というのが、ヘルニア持ちとか言いながらいい年こいて作った子供との話をちょくちょくしていたのだが、夏祭りの夜店でスクった金魚を飼いあぐねたものだから、「自然に帰そう」などと公園の池に放したと、如何にも正論の如く喋っているのを聴いて呆れたことがある。  

 はて、奇怪しなことを言うヤツに奇怪しなことをしてやると一体、どんな反応をするのだろうかとの興味もわいたものだから……  
 いや、当方も仕事に追い詰められて鬱憤が溜まってたんだろうなぁ。(苦笑) 
 ともかく、金魚は基本的に人間に作られたものだから自活ができないし、赤い色はトリやイタチにネコの格好の標的になるしかない、何と残酷なことしたのか、いい年をしていそんなことも判らないとは、その馬鹿さは必ずや子供に受け継がれるだろうといったことを簡潔に書いて書信してやったのだが……
  無反応だったなぁ。 
 つまりは連中、自分たちのことを間違っても異常だとは思ってないから、そういことを書いてくるヤツはアブナイ奴、イタイ奴だとも捉えて無視したんだろうな。(笑)

      わたしの新幸福論―NHKラジオ深夜便 (NHKラジオ深夜便)


 いや、もしかしたら、夜店なんかでスクった金魚を、池だの川だのに流すことが間違っていると思っている方は少なくないかもしれないな。 
 もし、それが当たり前だと思っている方がいたなら、すぐに改めて欲しいね。金魚を自分に擬えて考えて欲しい。つまりはアナタが突然、戦場に放り出されるということなんだからね。  

 で、その後、その古屋って無知無恥の馬鹿、「ひきこもりキャンペーン」なんて番組の司会をやっては、盛んに自己宣伝してたっけ。 
 面白いから今度は、先述の金魚の話の件とともに、NHKのやり方は責任を取るつもりもないメディアの横暴だと、前に反戦をネタに泡銭を稼いでいる服飾デザイナーを飼っている読売新聞に投書してやったら……  
 また無視された、アハハ。(笑)  

 結局、ひきこもりに関して、殆どメディアは扱わなくなった昨今だが、これは無責任な話だよ。
 不況が行き詰っている現在、就職氷河期も極まって、新卒者で就職できない方がまた増えている訳じゃない。
 つまり、こういってはナンだが、暫くは親に寄生して就職活動もするだろうが、そこでトコトン打ちひしがれてしまいなさいよ、ひきこもりになる可能性は充分ある訳じゃない。 となると、ここで先述の坂東某の話にも戻ってくるよね。
 つまり、打ちひしがれて自殺をする方も出てくるだろうってことだよ。そんな苦労するくらいなら予め殺したほうがいいと……
  親が我が子を殺すことにも繋がってくるから、怖い話だよ。鬱憤晴らしに動物殺しだって起きてくる訳だからさ。そういうことを考えて、坂東某は、自分の子猫殺しを正論にしようとしたのだろうがね。
  
 人間の常識感ってヤツはそれぞれ、生まれ育った環境をして三つ子の魂百までなんていうが、稼いでいる環境でも変わってくるもんなんだが、どうせ「気づき」とか言うなら、そういう連鎖について気づいて欲しいと思うんだよね。  

 まぁ、自動車開発に関わっている当方なんぞ、環境保護主義者たちに言わせれば特に極悪非道極まる存在なんだろうけどさ。(苦笑)


 
        
 
posted by Lt. M at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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